こんにちは、ねずちゃんです🐭
新型コロナで日本全体が停滞モードですが。
こんな時だからこそ、過度に恐怖心を煽るメディアや SNSのデマに惑わされず、
正しく対策しながら整った生活をしたいものですね。
と、いうわけで…
話題の韓国映画、『パラサイト 半地下の家族』を観てきました!!
(新型コロナの影響で映画館はガラガラでしたが…)
ご存じの方も多いかと思いますが、本作品は今年のアカデミー賞で作品賞、監督賞、脚本賞、国際長編映画賞と最多4部門に輝いた、韓国の超話題作。
外国語映画が作品賞に輝くのは史上初だそうで、「字幕の壁を越えた」と映画界をザワつかせています。
日本でもCMが流れたり、映画界のビッグネームたちがこぞって絶賛したりしていますよね。
映画館は長時間トイレも行けず、もしつまらなかったとしても終わるまでじーっと座っていなければいけないので普段はほとんど行かない私ですが、今回は居ても立ってもいられず観にいくことにしました!
※ちなみに前回映画館で観た映画は、1年半ほどまえに話題になった『カメラを止めるな!』。我ながらミーハーだなあ。
結論からいうと…
見る価値アリ!!!です!
とにもかくにも、まずは予告動画を見てみてください。
あらすじ(公式)
最初にお断りしておくと、この作品は監督はじめ関係者がネタバレの禁止を強く訴えています。
なので、今回は一切のネタバレなしで、公式に公表されている情報の範囲内で感想をお伝えしていきます。
というわけで、公式のあらすじはこちら。
過去に度々事業に失敗、計画性も仕事もないが楽天的な父キム・ギテク。そんな甲斐性なしの夫に強くあたる母チュンスク。大学受験に落ち続け、若さも能力も持て余している息子ギウ。美大を目指すが上手くいかず、予備校に通うお金もない娘ギジョン… しがない内職で日々を繋ぐ彼らは、“ 半地下住宅”で 暮らす貧しい4人家族だ。
映画『パラサイト 半地下の家族』公式サイトより
“半地下”の家は、暮らしにくい。窓を開ければ、路上で散布される消毒剤が入ってくる。電波が悪い。Wi-Fiも弱い。水圧が低いからトイレが家の一番高い位置に鎮座している。家族全員、ただただ“普通の暮らし”がしたい。
「僕の代わりに家庭教師をしないか?」受験経験は豊富だが学歴のないギウは、ある時、エリート大学生の友人から留学中の代打を頼まれる。“受験のプロ”のギウが向かった先は、IT企業の社長パク・ドンイク一家が暮らす高台の大豪邸だった——。
パク一家の心を掴んだギウは、続いて妹のギジョンを家庭教師として紹介する。更に、妹のギジョンはある仕掛けをしていき…“半地下住宅”で暮らすキム一家と、“ 高台の豪邸”で暮らすパク一家。この相反する2つの家族が交差した先に、想像を遥かに超える衝撃の光景が広がっていく——。
感想
この映画を観にいく前から、異常なほどの前評判の良さが気になっていました。
この映画の何がそこまでの絶賛に値するのだろうか…
ねずちゃんなりに分析してみた結果、3つのポイントがあるんじゃないかと。
『パラサイト』がウケるポイント☝
① 見てはいけない世界を覗き見ている感覚がおもしろい!
② ミステリ、サスペンス、ホラーなどいろんな要素がある!!
③ 山場がいくつもあるから飽きない!!!
それでは順番に解説していきます。(内容のネタバレはないのでご安心ください♪)
ポイント①見てはいけない世界を覗き見ている感覚がおもしろい!
あらすじでもおわかりの通り、この映画のテーマは「韓国の階級社会」。
特に貧困側から見た「貧富の差」が描かれているのですが、生きるために知恵を絞って富裕層の暮らしに忍び込んでいく様子、そこまでするか?!と思うほどのしぶとさは怖くもあり、かたや世間知らずでお気楽な富裕層の態度がシニカルな空気を際立たせます。
両極端なふたつの人生がひとつ屋根の下でぶつかり合ったときに、何が起こるんだろうか…
普段絶対に目にしないからこそ気になる 、「怖いもの見たさ」的な感覚。
貧富の差、というと社会派映画的な感じで身構えてしまう方もいるかもしれませんが、韓国の社会背景等々わかっていなくても、純粋にストーリーとしてのおもしろさがあります。
富裕層・貧困層それぞれのリアルな生活を覗き見ているような感覚に、最後まで引きこまれてしまいました。
ポイント②ミステリ、サスペンス、ホラーなどいろんな要素がある!
この映画のジャンルを聞かれたらどう答えたらいいのか…
ざっくり捉えるとサスペンスっぽいですが、張り巡らされた伏線が少しずつ回収されていく様はミステリのようであったり、ドキッとするようなホラーチックな要素もあったり…
(※私はホラーは大の苦手ですが、時々出てくるホラーっぽいシーンはギリギリ許容範囲でした!)
人間の内面を追うようなヒューマンドラマが好きな人も、ストーリーの展開やどんでん返しを楽しみたいミステリ好きも楽しめる、守備範囲が広い作品だと思います。
ポイント③山場がいくつもあるから飽きない!
何といってもこの作品、山場がいくつもあって展開が早い!!
かといって、ストーリーを端折っているような部分もなく、しっかり描写されています。
映画って、大抵途中で静かなシーンが淡々と続いて飽きてしまったりするのですが、この映画は息つく暇もなくドンドン進んでいくんです!
最初から伏線チックな描写があるので目が離せない。
→目を離せないうちに展開が進んでいく。
→気が付いたら最初の伏線が回収されはじめる。
→もうおもしろさが止まらない!!!
という感じで、トイレの心配をする隙もなく2時間があっという間に過ぎ去ったのでした。
まとめ
そんなわけで、映画素人のねずちゃんが『パラサイト』の魅力を語ってみました。
お伝えしてきた通り、まさに究極のエンターテインメント!
前評判に負けない満足度で、ストーリーも迫力も、映画館で観る価値ありです。
コロナで引きこもり生活はそろそろうんざり…という方は、気晴らしに観てみてはいかがでしょうか?
…数日後
パラサイト面白かったね!
ハラハラドキドキ予想外の展開!
ところで…
映画の著作権の保護期間ってどのくらいだっけ?
また診断士知識…!さすがダンシ君 笑
確か映画の著作権は…著作者の死後70年だったっけ?
残念!惜しい!
映画の著作権の保護期間は公表後70年 が正解だよ!
そっか!
確か著作権の存続期間は、原則として著作者の死後70年だけど、
映画は例外的に公表後70年だったなぁ
その通り!
この例外が出題されやすいから押さえときたいね。
ちなみに、映画は多数の人が創作に関与することが多くて、著作者を完全に確定することが難しいから「死後」の基準ではなく、「公表後」の基準にしているらしいよ!
なるほど!
背景も知ってると覚えやすいね!
そうだね!気になったら背景を調べてみるのもおすすめだよ。
さて、今回もパラサイトで診断士知識が一つ身についたね!
診断士試験当日、「ハラハラドキドキ予想外の展開!」にならないように、
計画的に勉強もがんばってね!
はーい!
じゃあ勉強の息抜きのために、また映画連れてってね!
というわけで、今回はこのへんで。
次回ねずちゃん日記もお楽しみに!それではまた~